主が苦しむ者の苦しみをかろんじ、いとわれず、 またこれにみ顔を隠すことなく、 その叫ぶときに聞かれたからである。
キリストは、その肉の生活の時には、激しい叫びと涙とをもって、ご自分を死から救う力のあるかたに、祈と願いとをささげ、そして、その深い信仰のゆえに聞きいれられたのである。
わたしが悩みのなかから主を呼ぶと、 主は答えて、わたしを広い所に置かれた。
この苦しむ者が呼ばわったとき、主は聞いて、 すべての悩みから救い出された。
わが神よ、わたしが昼よばわっても、 あなたは答えられず、 夜よばわっても平安を得ません。
しかし、わたしは虫であって、人ではない。 人にそしられ、民に侮られる。
そのとき、イエスは声高く叫んで言われた、「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」。こう言ってついに息を引きとられた。
あなたの顔をしもべに隠さないでください。 わたしは悩んでいるのです。 すみやかにわたしにお答えください。
わたしの骨はことごとく言うでしょう、 「主よ、だれかあなたにたぐうべき者がありましょう。 あなたは弱い者を強い者から助け出し、 弱い者と貧しい者を、 かすめ奪う者から助け出される方です」と。